誘発原因も非常に多い症状

原因を知り対処する工夫を

医師と患者

日本人のおよそ800万人が偏頭痛の症状を抱えていると言われており、精神科や心療内科でも非常に患者が多くなっています。偏頭痛はストレスや疲労といったものが原因となる事が多く、原因を知りその対策と治療を医師と一緒に行っていく工夫が改善への早道となります。偏頭痛の原因としては先述のようにストレスが大きな要因を占めるとされており、精神的なストレス、不眠などの睡眠障害、肉体の疲労などが挙げられます。また女性の場合は生理不順などホルモンバランスの変化も影響することがあり、男性でも更年期障害などに付随してホルモンバランスが変化した際に偏頭痛に悩まされるようになる事もゼロではありません。しかし偏頭痛はこれ以外の環境要因も影響を与えていることが判明しています。天候や気圧の変化もその1つで、雨が振った日だけ症状が起こるといった人もいます。他にも温度変化や音、さらに食事なども誘発する原因となり得るため、完全に原因を特定するのは難しい面もあるのが現状です。偏頭痛の治療ではこれらの誘発原因について問診や各種診療などを通して特定していき、原因を回避したり改善していく工夫が求められます。

長い目で見て改善していく

頭の片側に生じる拍動性の頭痛が偏頭痛です。その治療は精神科や心療内科が受け持っていますが、実際に治療に通うにあたっては知っておきたい注意点もあります。まず第一の注意点に、偏頭痛は現代の医学でもってしても完全にその原因を特定できないことを理解して治療に臨むことです。そもそも偏頭痛に原因があるとされるのが、70%から80%ほどと言われており、残りの偏頭痛のケースでは原因が存在しないため対処ができないとされています。そのため精神科や心療内科に通う時にも、完全な治癒よりも長期的な視線で見た症状の改善を目指す方が現実的です。また第二の注意点として、食事や嗜好品が原因となることも多いので、食生活や日常生活の暮らし方についても注意深く見守っておく必要があります。例えばタバコやアルコールなどは、偏頭痛を引き起こしやすいとされており、これらを断つだけで症状が改善したというケースも存在します。そして第三の注意に、偏頭痛には前兆が起こる人とそうでない人がいるので、医師の治療を受ける時にはその有無についても気をつけ、診療時に話しておくことも重要です。